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Channel: 吉田豪 | miyearnZZ Labo
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吉田豪ともふくちゃん 配信時代のアイドル像を語る

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でんぱ組.incなどのプロデューサー、もふくちゃんが2020年5月26日配信のSHOWROOM『豪の部屋』SHOWROOM『豪の部屋』に出演。配信時代のアイドル像について吉田豪さんと話していました。

(吉田豪)(コメントを読む)「配信時代の新興アイドルグループの見つかる方法とは?」。

(もふくちゃん)でもやっぱり、どういう配信内容にするかだよね。そのままいつも、それまでやっていたことと全く一緒だと絶対勝てないなと思うんですよ。まず、全然考え方が違うじゃないですか。たぶん、たとえばでんぱ組.incのダンスとか虹のコンキスタドールのダンスとか、ライブステージありきで作ってるパフォーマンスじゃないですか。そういうのそのまま映像でグワーンと前から撮っても、あんまり面白みってないんじゃないかなと。そこからこの間の配信のアイデアがスタートしたんで。だから配信でしかできないことをいかに面白くやるかっていう感じなんですよね。

(吉田豪)そうなんですよね。

(もふくちゃん)なんか、だからみんな今、ZOOMでこういう風に4画面とか6画面とかに分かれてるのの配信をもう見疲れているだろうなと思って。だから「でんぱ組もどうせ6画面でこうやってくるんでしょう?」って絶対に思っているなと思ったんですよ。だから「えっ、そうじゃないの?」っていう驚きを最初に与えたいなと思ってたから。だから1、2曲目くらいまでは結構普通にZOOMみたいな感じで見せておいて、途中からいきなりバンッ!って。

「『ええっ!』って思わせるようにエフェクトをバンッ!ってやって! 『これ、マジで生なの?』って思わせる感じのエフェクトにして」ってお願いしてやってもらったんで。そういう、やっぱり裏切られたりとか。「ネット配信でこういうものでしょう?」って思っていたものをいかに視聴者が「おおっ!」って思うようなものを作るか?っていう。それに限っているから。だからなんか既存のアイドル運営のアイデアだったらダメなのかもなって思ってるから。だから新しくこれから出て来るアイドルとかって、もしかしたら……たとえばだけど、映像会社の人たちが仕掛けた人たちとかね、そうかもしれないし。なんか全然違うジャンルから作ったアイドルとかの方が来るんじゃないかな?って気がしている。

全然違うジャンルからのアイドルが来る可能性

(吉田豪)一瞬、パッと浮かんだのって言うと、それこそ別画面でZOOMでやってて。誰かが他のメンバーの悪口を言ってたら、その子が消えて後ろから現れるとか、それぐらいのなんか、「えっ? 同じ場所だったの?」みたいな(笑)。

(もふくちゃん)「ご本人登場」みたいな(笑)。

(吉田豪)そうそう(笑)。なんかそういうサプライズがほしいわけですよね。

(もふくちゃん)そうそう。「えっ、それ、できるの?」っていう。「配信ってどうせこうでしょう?」っていうのとか。そういうのを驚かせたいじゃないですか。

(吉田豪)この前、眉村ちあきともそういう話をしていて。アメリカの大手プロレス団体のWWEがいつものレッスルマニアっていう大きなプロレス興行が観客を入れられなくなっちゃって。それで「どうしよう?」ってことを考えて、ものすごい凝りに凝った作り込んだ映像をやったんですよね。結局、要は生放送でやる意味ももうなくなったから、映画みたいに試合を作っちゃって。で、それを流そうってなって。で、「それみたいなことが今だったらできるじゃないですか」っていう話で。

(もふくちゃん)うん。本当にそう。

WWEレッスルマニア2020みたいなことが今ならできる


(吉田豪)もうリアルタイムでやっている必要すらないっていう。

(もふくちゃん)そうなの。それも全然考えていいなと思っていて。だからリアルタイムでやれることと収録でやれることのどちらも面白さがあると思うから。そこはちゃんと使い分けてやれたらいいなと思って。結構いろいろ、まだまだ配信に関してはアイデアがあるので。来月以降もぜひ楽しみにしていてほしいですね。月イチぐらいでなにかやりたいなと思って。

<書き起こしおわり>


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